タマネギ/食品辞典

| 五味 | 辛 |
| 五性 | 温 |
| 帰経 | 肺、胃 |
| 成分 | ショ糖、ブドウ糖、アリシン、アリイン、フラボノイド、芳香族カルボン酸、ステロール、ビタミンC、カリウム、カルシウム、リン、クエルセチン(フラボノイド系黄色色素)、アントシアン(赤色種) |
| 作用 | 抗菌、抗炎症、鎮痛、去痰、抗リウマチ、利尿作用、他に循環器系疾患に特に良い。 |
素晴らしいタマネギ
タマネギは辛温性の食べ物で、体を温め新陳代謝を活発にしてくれる、滋養強壮の食べ物です。身近にある野菜の中でも、特に有用な野菜の一つでしょう。
ショ糖、ブドウ糖等の多くの糖分を含みます。
ネギの仲間は独特の臭い匂いや辛味があります。
これは「硫化アリルと、二硫化プロピルアルコール」が元です
眼が痛くなる硫化アリル
タマネギを切ると涙が出てくる。
これはタマネギの中の揮発性成分「硫化アリル」の仕業です。
ところがこの硫化アリルが効くんだ。
硫化アリルの働きは
●消化液の分泌促進
●新陳代謝を高める
●疲労回復
ですから、胃腸が弱っているときには、食事も進みますし、
温める働きもありますので
胃腸が冷えて機能が低下している時には
胃腸を元気にしてくれるでしょう。
新陳代謝も活発化して体を温めてくれます。
スタミナアップ
硫化アリルはビタミンB1と結合し、アリチアミンとなり
B1吸収を助けますから
糖質代謝を促し、
心臓の働きを正常化し、
エネルギー、スタミナUPしてくれます。
硫化アリルが注目されるのは、血液サラサラ効果があることです。
解毒殺虫
アミノ酸も豊富
また、玉葱の蛋白質を構成するアミノ酸の種類は20種類以上にも及びます。
特に多いのはアルギン、グルタミン酸。
タマネギの皮に注目
タマネギの皮には、ケルセチン(クエルセチン)という黄色い色素が多く含まれています。ケルセチンはフラボノール類に属するポリフェノールです。タマネギの他にも、柑橘類やりんご、赤ワインなどに含まれています。
ケルセチン(クエルセチン)の抗酸化力
このケルセチンには抜群の抗酸化力があるのです。
本当か嘘か、もしお鍋を焦げ付かせてしまって、どうしようもない。ということがありましたら、タマネギの薄皮をむいて、煮てみて下さい。焦げがどんどん落ちて行きます。
ケルセチン(クエルセチン)の作用
玉葱に含まれる黄色い色素クエルセチン(フラボノイド系)には降圧効果があり、合わせて高血圧、動脈硬化、循環器系障害予防にもなります。ただ薄皮なんて食べないしなー。
玉葱に含まれる硫化プロピルにはガンの予防効果もあります。
その他殺菌効果もあります。
利尿作用
タマネギのその他栄養成分
五訂食品成分表に記載がある栄養成分の中で、タマネギが全食品の平均値を上回っている成分はありません。
タマネギ 調理のポイント
硫化アリル及びビタミンB1は、水溶性で水に溶け出やすく、熱にも弱いので注意して下さい。

