腸内環境研究会

断食と腸内洗浄/腸内環境研究会






こちらのページは2002年から2005年に作成したページです

断食と腸内洗浄
~腸内環境研究会~


酵素断食

断食とは?

 断食というのは、水以外の飲食物を一時的に絶つことにより、腸の中を空っぽにして、腸壁についた汚れ(宿便)を洗い流したり、血液中の、もしくは体の中に溜まった有害物を肝臓、腎臓の手助けを得て解毒・排毒する。そして体に溜まった余分な脂質や蛋白質の切り崩しなどを目的として一時的に行う手当て法のことです。

断食を行うの目的と言うのは


食事量を減らして、消化器系(胃腸、肝臓、すい臓など)の負担を軽くしてあげる。
腸の中を空っぽにして、腸内を綺麗にする。
体内の毒素を解毒・排毒する


腸が根本という考え方によっています

 ではどうして腸を綺麗にする必要があるのでしょうか?

 それは日本の食養の世界で古くから唱えられていた、以下のような考え方によっています。

 つまり腸は免疫の要であり、解毒・排毒の要でもあります。栄養の吸収を行うのも腸であるし、腸内細菌による栄養の生合成も行われています。血液の源は腸に由来すると言っても過言ではないので、「腸こそが生体の要である。」という考え方が、古くから日本の食養の世界では共通認識としてありました。

(参考としましては、千島学説、腸造血説をご参照下さい。)


腸内腐敗

上記のことをもう少しわかりやすく言いますと、

腸の中に、未消化物やごみが沢山溜まっていたら、

悪玉菌により分解されて

有害物も産生されて

良い血液もできません。

それに腸壁に宿便とよばれる古い便がこびりついていたならば、

新しい栄養素も吸収できずに

良い赤血球も作れません。

だから「腸内が汚れていると、健康は得られませんよ。」という考え方なのです。

腸の中を空っぽにして綺麗にする

そうした考え方の中から、

まずは腸内に溜まったゴミを排出して、空っぽにして、綺麗にしましょうといった考え方が生まれたのです。

これが断食です。

(注)宗教の世界では大昔より断食を行っています。



断食と栄養

断食を行うと、口から栄養素が入ってこないため、

体内にある栄養素だけでまかなうようになります。

糖質は、肝臓および筋肉に蓄えられていますが、

糖質は消費されてしまいます。

脂質は体内に中性脂肪として蓄えられているので、体内の中性脂肪を取り崩して、使用して行きます。

脳はブドウ糖を、唯一のエネルギー源としています。
ブドウ糖(糖分)が枯渇すると脳は維持できなくなります。
そのため体内の糖分が少なくなってくると、
蛋白質を切り崩して、糖分を作り出すようになります。

カルシウムなどミネラルの一部は、骨から供給することができます。

腸内細菌により生み出される栄養素

また人間の腸の中には便が溜まっていますから、
腸内細菌たちにそれが分解されて、
生み出される栄養素にも着目します。

そして便ですが、便は私たちが食べたものだけで出来ている訳ではありません。

私たちの粘膜などから剥がれ落ちた、細胞の死骸も多く含まれています。

細胞は蛋白質などを中心に構成されていますから、

腸内細菌たちの働きにより、それらも分解発酵されて、新しい栄養素を得ることが可能です。

体内の余分なものをそぎ落としてゆく

つまり、こうした過程を経て、

体内の余分なものをそぎ落としてゆくことが、

「断食」なのではないでしょうか。




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