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父をビデオで撮影/末期癌克服自然生活26







このページは2005年~2008年の間に作成したページです。

フルハイビジョンンのビデオカメラ


 今回父が癌になったとき、これまでは行わなかったことを、行いました。それは父のビデオ撮影です。父も歳をとっており相当弱っていましたし、今回ばかりは私も治るか治らないか半信半疑だったということでしょう。そう思ったときに、「父の姿、声を記録しておかねばな。」と考えたのです。恥ずかしながら。しかも「フルハイビジョンで撮らないとな。」と思い、フルハイビジョンのビデオカメラを購入しました。

何と説明してビデオを撮ればいいのか


 ところが実際に父の姿を撮るとなると、大変に難しくて。

大体これまで私はビデオなるものを撮った事はないわけです。

それで何故いきなり、ビデオなんかを撮り始めるのか?

そして、何と説明して父にビデオカメラを向ければいいのか?

まさか「万が一亡くなるといけないので撮ります。」
なんて言えないですよね。

ビデオを撮る理由が無いわけです。


レストランで撮影


それで私が羽田空港のレストランで父に、

「俺最近新しいビデオカメラ買ったんだよ。」とか言って、

レストランのテーブルに向き合いながらビデオを回したんです。

そしたら父は
「なんだよ、嫌だなー。僕が死ぬみたいじゃないかー。」と笑いながら言われました。

「いやテストだよー。」なんて私も笑いながら言ったでしょうか。

それ以上ビデオを回せませんでした。

それ以上、死を暗示するような話はできないですよね。

まあそんな感じで、その後数回両親と小旅行をして、
「俺って写真が好きじゃん。ビデオ撮影ってなんて面白いんだろう。旅の記録だ。」とか言って数回ビデオを撮りましたね。

でもそれ以上撮れませんでした。

なんか「父は死ぬ、死ぬ。」と言っているようでね。

なんかビデオを回しながら心苦しくて。

日中どうしても冷えてしまう


ところでなんか最近、映画が公開されたそうですね。

末期癌に冒されたお父さんの亡くなるまでを、娘さんがビデオで収めたものを編集して映画化したそうです。

この話題はテレビで見たんですけれども、

自分自身と重ね合わせてみて、ビックリしましたね。

自分自身というのは、上述のような自分と。

まず一つは、
「こんなことをしているのは、自分だけじゃなかったんだ。」という驚き。

それと
「よく出来たなー。」という驚きと。

そしてそれを撮影するに至るまでの間に、
「お父さんと娘さんとの二人の間で、どのような会話が行われたのだろうか?」という想像を思い巡らせました。

私と父の場合
上述のような羽田空港にて、
冬から春にかけての優しい日差しの中で
どこまで心底からの笑いかは図り知ることはできませんが、
笑いながらの会話でした。

それはおそらく私の父がこれまでの間に2度も癌を自力で克服していたからこそ、私たちの空気の中にはまだ笑いがあったのでしょう。

「癌は努力をすれば治る!」という可能性を信じることが出来たのでしょう。程度の差はあれ。

だからこそ私は思うのです。

「癌は治る!」でも
「癌は治るかもしれない!」でも
「癌は治る可能性がある!」でも

少しは可能性が信じられるような世の中になって欲しいなと。



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