
「健康」って何?
つまり、「病気にならないように」なんて思っている人より、
病気の事なんて全然関心が無い人のほうが、
健康だったりすることもあるわけです
一体 完璧な健康体ってありうるの?
誰と比べるの?
何と比べるの?

健康情報の氾濫
皆さんものすごく健康に気をつけられていますね。
テレビ番組も健康ばかりですね。
皆さん自分は健康だと思いますか?
それとも不健康であると思いますか?
そもそも完璧な健康っていうのは何なんでしょうかね?
病院の検査で一つもひっからないことですか?
自分が毎日快調に過ごせる事ですか?
それとも多少の不具合はあっても、何とか幸せに生きていける事ですか?
多分完璧な健康というものを目指したら、この世の中病人しかいないのではないでしょうか?
今は情報が過剰に氾濫している時代だから、人とも比べられるし、色々な情報と比べる事もできる。しかも病院の検査機器も充実しているんで、数値としてハッキリと出てきてしまう。
これって以外に嫌な事ですよね。欠点ばかり根掘り葉掘り探された挙句、「自分は正常じゃないんだ」なんて認識させられて。
いやもちろん、自分自身の健康状態を正確に把握するって事は大切な事です。「自身自医」といって自分がお医者さんであることが理想的なんです。
しかし、あまりにもナーバスになりすぎると、これも問題ですから注意してくださいね。
あれこれ健康食品も飲んで、病院にも行って、食事にも大変気を使って、水にも気を使って、ばい菌にも気を使って、化学薬品にも気を使って、空気にも気を使って。
でもですね、これだけ気を使っているって事は、「自分は病気です」と暗示をかけているようなものなのです。本人にとっては「病気にならないために」というつもりでも、深層心理では「自分は体が弱いから」とか「体調が悪いから」とかいう気持ちがあるわけなんです。本来そこまで悪いかどうかは別として。
そして「化学薬品は体に悪い」ということにばかり神経を尖らせて食べていると、本当に体にダメージを与えてしまうんですよ。イメージって怖いんです。
大きなホールでピアノの発表があるとしましょう。「緊張したくないなー。手のひらに人って書いて飲み込めばいいんだ。」なんて思っていたら、どんどん緊張してくるんです。「緊張したくないなー。」って思う事が、逆に「自分は絶対に緊張する。」という、逆暗示を与えているからなんです。自己の心の中で矛盾があるんです。
つまり、「病気にならないように」なんて思っている人より、病気の事なんて全然関心が無い人のほうが、健康だったりすることもあるわけです。
![]()