本気で挑む冷え性・低体温/グリーンポプリ
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温熱基礎1
温熱の2種類


 「温熱療法」「ハイパーサミア」など温熱にまつわる言葉に、最近関心が高まっているのではないかと思います。

 グリーンポプリでは、私の親父が余命3ヶ月の末期癌でしたから、創業当時より、温熱に力を注いできました。

 現在でもこのように温熱が中心の健康ショップを展開しているわけですが、その経験から“温熱”というものをお伝えしたいと考えています。

気になる質問から

私がお客様方と接していて、一番気になるところは、

「冷え性なので温めたいのですが、どれがいいですか?」

「癌なので温めたいのですが、どれがいいですか?」といった、質問が多いことです。

このような漠然とした質問を受けるということは、

温めるとは言っても、「やり方がわからないのだろうな。」

「方向性が定まっていないのだろうな。」

と危惧するわけです。

温熱の2つの方向性
集中か?拡散か?



 僕が考えるに、“温熱”とは言っても、大きく全く異なる2つのアプローチ法があると思います。そしてここからは私自身の経験から考えたことであり、科学的根拠が整っている話でないことをご了承下さい。それを理解したうえで、役立てて頂ければと思います。

 一つは、入浴や、サウナ、遠赤外線ドーム、遠赤外線温熱マットなどのように、全身もしくは広い範囲において温める方法です。

 もう一つは、主に温灸や三井温熱などのように、部分を集中的に温める方法です。

【1】全体的に、広範囲に温めるということは

 全体的に、広範囲に温めるということは、全身の血流が良くなるということでしょう。ということは血液は全身に広がる、つまり拡散する方向性です。

 そしてお風呂でも42℃のお風呂に15分入ると、免疫力が上がるということですから、体全体の調子を上げたいという目的には、広い範囲で体全体を温めてあげると良いと思うのです。

 このことを私の日常に当てはめますと、わかりやすいでしょう。
例えば、冬で寒いからでもいいですし、夏で冷房に当たり過ぎて、体が芯から冷えてしまった。「このままだと何となく風邪を引きそうだな。」なんて時がありますよね。

 このような場合私だったらどうするか?遠赤外線マットの上に赤外線治療器か遠赤外線サウナを乗せて、体全身を1時間程度温めたり、入浴でじっくり1時間以上温めたり、近所の温泉に行きじっくりと温めたりします。つまり、全身を体の芯から温めているわけですね。そしてこれだけ温めると、当然発汗も伴います。

 このように全身を温めると、風邪を引かずに乗り切った等という経験はありませんか?要するに免疫力が高まったのでしょうね。

【2】部分的・局所的に温めるということは



 その一方で、温灸などのように部分的に、局所的に温めるという方法があります。この場合血液は、部分的に温められている部分に集まってきます。このような温め方は、私自身の中では、全身を温めることとはまるっきり目的が異なります。

 一番大きな違いは何処ですか?
全身を温めると全身の血流が良くなります。全身の温度が高くなります。ところが、温灸で一部分を集中的に温めたと考えてください。そうしたら、全身の血流が良くなるわけではなくて、その部分に血液が集まってきて、その部分だけの体温が高くなるのです。もちろん1箇所だけを温めたとしても、体全体がポカポカしてくることもありますが、この場合はその点については考えません。

 つまり「私はお腹が冷えているから、お腹を温めたい。」とか、
「私は胸にしこりがあるから、胸を温めたい。」とか、
「私は肩が冷えているから、肩を温めたい。」などと、

目的や対象がハッキリと決まっている場合には、
かえって全身を温めるよりも良い場合があるのです。


 このことも私の日常に当てはめてみたほうが、わかりやすいでしょう。
うーん最近、ストレスだろうか、食べすぎだろうか、お腹が冷えているのだろうか、何かお腹を押さえると硬く張っているし、チョット違和感すら感じる。こういったケースは全身を満遍なく温めるというより、お腹だけを直接じっくりと温めます。“注熱”、熱を入れ込むような感じです。

温めは併用か使い分ける

 以上のように私の場合、温めを併用したり、使い分けているのです。
目的を変えています。

そしてこのことをもっとわかりやすく言うなら、

「全体的に温めるということは、基礎であり、ベースの温めだ。」と考えています。まず何と言っても、体全体が温まっていないと、話にならないと思っています。

ですから、温熱の初心者の方、これから温熱を始められるといった方の場合、私は全体的に温めることをまずおすすめしています。そしてそれに慣れて、体全体的に温まってきて、でもそれでも部分的に、まだお腹が冷えているとか、そういうことが出てくるわけです。

そこで部分温めの登場です。

全体をしっかりと温めた上で、まだ温めが十分でない部分、すなわち体の中で一番冷えている部分であり、調子が悪い部分だと思うを、集中的に温めたら、それこそ完璧な温めだと私は考えているわけです。

もし温熱が上手くいかないとしたら

ですから、どうも温熱が上手く行かないという方は、

これらのうちどちらかしか行っていなくて、

全体的には温まってきているのですが、

局所的にとっても冷えている場合があるとか、

部分は一生懸命に温めてはいるものの、

全体的には冷えているといったケースもあるのではないか?

と考えるのです。

もちろん多くは、絶対的に温め時間が足りないことでしょうが。


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